垣の島遺跡で馬蹄形盛り土を確認



(旧)南茅部町教育委員会は、本年試掘調査をしていた垣の島遺跡から、馬蹄形の盛り土遺構が存在することを確認しました。

現場は以前耕作地だったところを、今は植林をしている、比較的平らな海岸段丘に広がっています。 盛り土の全体像はほぼ完全な馬蹄形で、西北西に開口部を向けて、長軸が約120メートル、短軸が約95メートル、、盛り土自体の高さは1〜2メートル、幅は約15メートルほど。

発掘された土器の形式から、盛り土が作られたのは縄文時代後期初頭(約4000年前)と推定しています。 盛り土内外の試掘から、竪穴住居跡も密集していた様子が確認されています。

この盛り土遺構は、現在見つかっている盛り土としては、国内で最古の時代に遡ると思われ、その規模の大きさとともに注目を集めそうです。



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盛り土遺構の外側約50メートルの地点からは、大船C遺跡で見つかっている深く掘り下げられた竪穴住居跡と同じ形式の住居跡がが確認されています。
盛り土遺構内試掘地点 別の試掘地点  
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