アカソで糸作り
11月29日(土)南茅部町体育センターの一室で、アカソを使って糸を作ってみました。
参加会員の真剣な作業の様子をご覧ください。
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(03年あんぎん布作り)
縄文時代の遺跡から出土した布や糸に使用された繊維は、すべて植物性の繊維であると鑑定されています。 オヒョウ、カラムシ、ツルウメモドキ、アカソなどが使われていました。南茅部町垣の島B遺跡から出土した漆製品も、軸糸は繊維質のようです。
カラムシやアカソからの糸作り、は、木綿糸が普及する以前には日本各地で近年まで続いていたことがわかっています。
この日は、南茅部町にもたくさん自生しているアカソを使うこととし、事前に事務局でアカソを刈り取り、日に干して十分に乾燥させておきました。
アカソの葉を落とした茎を20本らいひとまとめにして、根本の方から、木槌や石で叩きながら砕いていきます。茎の表皮の部分を砕いて剥がしていくのです。堅い石で叩いても繊維はちぎれず、ねじりながら丸めて、ふっくらとさせながら、叩くのがこつのようです。
ご覧のように茎の内部の繊維質だけが残ります。アカソの繊維は一本の長さが、あまり長くないので、(25センチ前後でしょうか。)少し多めに絡ませて仕上げるのが良さそうです。
上写真
学校の総合学習の一環として参加した二人の小学生。
体験報告をするそうで、デジカメで撮影をしていました。
今回はごく普通の二本縒りの糸を作りました。
道具を使わず、手だけで細く強い糸を撚っていくのは非常に難しい作業です。
縄文時代にも何か補助の道具を考案していたのではないかと思いました。手だけでは能率も悪く同じ太さの糸を長く作ることが出来ないような気がします。
各自1メートル前後の糸を作る昼食を挟んで3時間余りかかりました。
こうした糸を材料に布を織るとしたら、一着の貫頭衣を作るのにどれほど労力がかかるのか一寸見当をつけかねます。
20人くらいの縄文家族が、冬の間大きな竪穴住居に集まって炉を囲み、おしゃべりをしながらせっせと糸を作っています。
傍らで一人が素朴な織り機で布に上仕げています。
一着の貫頭衣を作るのに、2,3日はかかるでしょう
そう、それが縄文時代です。
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